柳内達雄先生との出会いは,図書館で見つけた一冊の本「花」でした。そのころ私は,様々な児童詩の本を読んでいて,「児童詩辞典」に行きつき,実践を模索していました。
「花」には,柳内達雄先生の実践が、目に見えるように記されていました。「児童詩辞典」の体系としての著述とあいまって,すっかり魅了されてしまいました。
「花」の第1章の光る言葉から「ピカリ」を指導で使わせてもらいました。少し紹介しましょう。
『「ピカリ」をさがそう』が,詩を読むときの合言葉になりました。「ピカリ」の箇所に,ピカリマークをつけるようにしました。
以来,先生の執筆された作文指導の本からも多くを学び、実践してきました。
また,先生から学んだ言葉に「おしい!」があります。「ここをもう少し直してほしいな」と思うとき,「おしい!」と,やるのです。とてもよかったです。