東井義雄先生との出会いは,ある保護者の方から懇談の折、「仏さまの願いとお母さん」という小冊子をいただいたのが始まりです。その冒頭「序」に,

『少年少女の自殺が相次いでおります。私には,死を選ぶ少年少女たちが,何か今,必死に叫んでいるような気がします。

「生きるということは,いったい,どういうことなのですか。なぜ生きねばならないのですか。お父さん,お母さん,そして先生方が生きておられる姿から学ぼうと思っても,生きなければならない意義が,ちっともわからないではありませんか。

それに,どうしてあなたがたは,生きる意義も見出せないで迷っている私たちの方を見てくれないのですか。

勉強する意義も見出せないで迷っている私たちの方を見てくれないのですか。教育はいったい誰のためのものなのですか。

できない子をできるようにし,道に迷っている者に道を教え,自信を失っている者に自信を育て,人間に生まれさせてもらった意義に目覚めさせてくれるのが教育ではないのですか。どうしてあなた方は,生きる道に迷っている私たちに,生きるよろこびを育てようとしないでいて『この子さえいてくれなかったら・・・・・』というような顔をなさるのですか。

教育は,生きがいも見出せず,勉強も手につかないでいる私たちのためにこそあるのではないですか。」と,必死に叫んでいる気がするのです。・・・・・・』

と,述べられています 。40年以上経た今も,ずしんと心に響いてきます。

以来,先生の執筆された数多くの本から多くを学び、実践してきました。その分野は、多岐にわたります。

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